一寸一言

  016

日毎感じたことの超短編メモ、忘備録です。メモで書き足らなければ、(少し大袈裟ですが)増補 ・改編版を後日雑記帳に掲載します。 

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 016 賞味期限が過ぎたらポイ捨て

2005.8.17

    

 

  














 


 少し前、自民党の総裁選に際し田中真紀子さんの絶大な応援を得て小泉さんは総裁の座に着いた。改革を叫んでいた真紀子さんには相共通するものを彼に見出して応援したのだろう。そして、彼女が希望したとは思えない(悪く見れば既に追い落としの罠に嵌っていたかも知れないが)外務大臣に就任した。当時、首相になった小泉さんよりも真紀子さんの方が国民的な人気はあったのだ。その彼女は一言で言えば慣れない外務で口数が多かったせいか風当たりはキツク、秘書の給与着服疑惑で失脚した。このとき小泉さんは助けなかった。起訴されず裁判にもならなかったのにだ。先ごろ森前首相は森派会長として今回の解散前、森派に属する小泉さんに「否決されたら解散する」と筋の通らない法案賛成への恫喝まがいの発言に対し、なだめようと彼を訪れたら、缶ビールと肴のつまみをぶら下げて出て来て、「今はこれしかありません」と軽くあしらわれた。参議院のドン青木さんは法案が否決されての解散後「小泉を応援をするのもこれが最後だ」と漏らしたと聞く。真紀子さんや森さんは賞味期限が切れて冷たくあしらわれたのだ。また青木さんの利用価値も今回の選挙終了までと思っているようだ。賢明な青木さんだったが、やっとここに来て形振り構わぬ小泉さんの行動に、彼の冷酷非情で利用価値のあるものは最大限自分だけのために利用し、賞味期限が過ぎたら容赦なくポイ捨てすることに気がついたのだろう。この点は、福田前官房長官は小泉さんの性格を見抜いて退いたようだ。ここ毎日のように落下傘部隊で、全く縁もゆかりも無い土地へ、今の生業と全く無縁の政治の世界に、小泉さんの甘い囁きに乗せられて飛び降りている女性達は、やがて賞味期限が過ぎればポイと捨てられることを承知の上なのだろうか。いつの世も権力を握った強い男の囁きは目立ちたがりの女性の心を蕩かす威力があるようだ。 しかし、それも度を過ぎると後ろでスカートを踏まれるかも知れないのに。
 















 




 

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